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ふぅたmama
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恐怖の出産・・ no.2
ここから、PD再発の引きがねとなった、恐怖の出産 棚卸し始めます・・。

そして、ずっと詰まっていた 「心のしこり」 を このblogで出していこうと思います。
こうして、文章にすること・・ 過去を振り返ること・・  --- それ自体が怖かった。

やっと過去のこととして、そして、人生の試練だったと受け止められるようになれた今。
だからこそ、自分のため、誰かのため・・ 書き綴っていきたいと思います。

怖かった・・ 怖かった・・ 怖かった・・。  今でも身体は忘れていない、あの恐怖を・・。
PD再発、ついに鬱まで併発に至った第一のきっかけ・・・・・・・。 それが、出産だった。

いや、あれは出産ではない、手術だ! そして、そのメスは心身をズタズタに切り刻んだ。



 2007.4.12  その日がやってきた・・。

手術予定時刻は午後の4時過ぎ頃だろうと伝えられていた。 確か、順番は3番目。

母、そしてパートナー、それに幼馴染で親友のE子が私を廊下で見送ったのはちょうど4時。
何の不安もなかったか・・と聞かれれば嘘になるだろうが、恐怖心は一切なかった・・。
それよりも、数時間後には このお腹に入っている我が子に会えるのだ!という楽しみが
その不安を打ち消していたのだろう。 想いはたった1つ。 我が子に会いたい。 

   早く会いたい・・ 楓太、やっと会えるんだね・・ 会いたいょ・・・・・・・・・。


「いってきまぁーす!」 と 元気いっぱいに 皆に挨拶をした私は、喜びに満ち溢れていた。
「頑張ってね!」 そう励ます皆に笑顔いっぱいで答え、私は手術に臨んだのだった。

この時、自分がPD障害である自覚なんて全く無かった。 完治したとさえ思っていたほどだ。


しかし、それから 数分後・・・・・・・・・・。 

凄まじい恐怖が身体を包み、身動きもとれず、声も出せない状況に。 事態は急変した。


大きなお腹を持ち上げ、手術台に仰向けになった私だった。 この時 若干の恐怖を感じた。
「大丈夫、皆、こうして産んでいるのだから!大丈夫、大丈夫」 自分に言い聞かせた・・。

帝王切開のための半身麻酔の注射が打たれたのだ・・。 そぅ、あの医師・・、あの時・・。
まるで、工場で量産化された商品をめんどくさそうに検品するかのようだったのを忘れない。
 「はぃ、、横向いてぇ!(怠)」 そう言った瞬間、腰にズブっと重苦しい痛みを感じた。

まさか?!もう手術って始まってるの?? ぇぇえ?(驚) 次第に下半身に電流が走る・・。
それは麻酔が効いてきた証拠であり、それは、自分で自由に動けなくなった証でもあった。

あまりにずさんな手術の始まりに心臓音が高鳴り始めた・・・・、ドキドキ、ドキドキ・・・・・・・・・。
そう、ドキドキ・・ ドキドキ・・ 身体が思い出してしまった、ついに恐怖のPD発作を!

 「やめてーーー、 嫌ーーっ! 助けてぇーー、無理!」 

心がいくら叫んでも、叫び続けても 声が出ない・・、硬直した身体は、言葉を失った・・。
その瞬間、主治医から一言。 「じゃ、切るから!」 答えられない私。 更に恐怖で包まれる。

眼鏡、そして微熱のため貼っていた冷えピタをがさつに取り外された私。 何も見えない・・。
裸眼では全く視力がない私にとって、見えない世界は地獄。 そして、何かで覆われた。
ガバっと、その無造作な音だけが聞こえる恐怖の世界・・。 それはブルーシートだった。


つい数分前まで、あんなにも会いたかった我が子・・・。 ずっと心の支えだった我が子・・・。
それなのに、もう出産どころではなかった。 できれば意識を失いたい、死んでしまいたい。
恐怖に包まれた身体は、息を吐くことしか出来ない。 意識があること自体が恐怖だった・・。
このまま気絶してしまいたい・・ でも、私が意識を失ったらお腹の赤ちゃんは?!助けて!


顔を隠された私の変化に誰も気づいていないのか?! 医師は漂々と飲み会の話を始めた。
そして、「何でこんなに血圧上がってるんだょ、この子は?!」 急変した様子を確認せず・・。

もうダメかもしれない・・・・、呼吸が上手く出来ない・・・ 吐いて・・ 吸って・・ 吐いてぇ・・・。
限界が近づいた頃には誰の声も聞こえなくなっていた。 聴こえるのは自分の心臓音のみ。
そして、思いは1つ。 「お腹の赤ちゃんが無事に産まれたら、私は死んでしまいたい・・」 と。
こんなこと言ったらきっと軽蔑されるだろう・・。 でも、これは正真正銘の事実だ。
もう生きている=意識の世界から いなくなってしまいたかった・・。 自分が自分でなくなった。


すると・・・・・・・。  「ピンク色の肌のキレイな赤ちゃんですょ。」 遠くから助産婦の声が・・。

ついに我が子がお腹から出てきたのだ!遠い曖昧な記憶のようなボーっとした視界の中に
我が子らしい赤ちゃんが抱っこされて連れて来られた。 ギャー、オンギャー 我が子の声が!

ついに、終わった・・。 私の仕事は終わった・・。 もう死んでも構わない・・。 (心の声)

そんなことを知りもしない助産婦は 「ほーぉら、お母さん。 元気な男の赤ちゃんだょ!」 と。
しかし、残りの力を振り絞って言った私の一言は・・。 

           ------ 「いいです・・。」  そして、首を横に振ったのだった・・・・・・・。


どれだけ、この瞬間を心待ちにしていたことか?!自分自身が一番よく知っていた、なのに。

PD発作に包まれ続けた時間を乗り切った私の身体は、衰弱しきった抜け殻のようだった・・。
赤ちゃんは見たかったょ・・、だって我が子だもん・・(涙)。 でも・・、でも・・・。
そんな大仕事したなんて実感したら、本当に意識を失ってしまいそうだったの。 だから・・。
子供を出産した事実を認めたくないとうか、そんな大仕事やってのけたって思いたくなくて・・。

おかしな話でしょ・・。  とにかく病室に戻らなくちゃって、自分と戦ってたの。
見守ってくれている皆を安心させてあげるまでは、死んでも死にきれないなんて考えちゃって。
こんな時にさえ理性が働いてしまう、脳のプログラム組織を破壊してしまいたかった。


恐怖に満ち溢れた身体は震えていた・・。  ぶるぶる・・ ガタガタ・・ ぶるぶる・・ 
PD発作により硬直し、言葉を失ったままの私は タンカーに乗せ、病室へと運ばれた。

 「寒いの?!」 E子が両手で、震える私の身体を包んでくれたのを憶えている。
そして、生きている証として、パートナーに強く強く手を握ってもらっていたことも・・・・・。

これは夢か? 現実か?!  「悪夢であってほしい・・」 目を閉じたままの私は願った。



 しかし、恐怖と激しい痛みが私を襲う、そして、私の身体は蝕まれていったのだった・・。
 
 「助けて・・・・・・・・・、 お願い 神様、 助けてぇ・・」  ----- 心の叫びは続いた。
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ふぅたmama
恐怖の出産/続棚卸
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thema:パニック障害(PD) - genre:心と身体


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