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これまでの道・・。 no.15
 そんな彼の優しさに、何故、あの時 答えてあげられなかったのだろうか・・。

好奇心旺盛の私には、何かこう物足りない・・というか、
刺激を受けに受けた恋愛偏ばかりで、平凡の生活に慣れていなかったせだろうか。

私ったら、こんなに幸せで罰が当たらないかなぁ・・ そんな疑問さえも感じていたくらい。

 彼との生活は、本当に充実していた。 彼と彼の父の関係を除いては・・。
当時の私は、そんな物足りなさを埋めるべく、ゼネコン会社で働きながら夜も働いていた。
特にお金に不自由していた訳でもなかったが、彼が帰宅するまでの時間潰しとして。
それから、本音を言えば・・ 刺激を求めて。

 けれど、彼は何の疑いもなく、私を夜の世界へと送り出してくれたのだ。
時に、彼がOFFの日は店の入り口まで送ってくれ、頑張ってね・・と言ってくれる程。

 一方、派遣先のゼネコン会社には、女性など事務員を除いてはほとんどいない現場。
富津まで時間とお金をかけて行くだけの元を取ろうと、私は日々、メッシー探しをしていた。
 (※メッシー=美味しいものをおごってくれる都合のいい人)

 そんな私の前に、ある日、現れたのは某建設会社の社長だった。
スッピンに、スパイラルヘアーの狼女がショムニのような制服を着ている。 まるでコスプレ。笑
そんな私に彼は食事の誘いをかけてきた。 マジぃ? 願ってもないチャンス。
いっただきまぁーす♪ 気分は上昇、これで富津に来た甲斐があったってもんよ。

 彼は、地位も名誉も、財産も持ち備えた40代で、奥さんと愛人数人を抱えていた。
私のような小娘がターゲットになる可能性はゼロ以下だ!そう思って気軽に誘いにのった。
仕事帰りにご飯をご馳走してくれる、別の会社の上司的存在とでもいった感じかなぁ。

彼との出会いによって、思いもよらない出来事がこの先待ち受けているなんて予知できなかった。

 半年が過ぎた頃から、彼(社長)の様子が異変していった・・。
仕事中の電話、メール。 「今晩どぉ?」 「いぇ、彼にご飯を作らないとなんで・・」
仕事が終わる時間に電話。 「終わった? 会いたい・・」 
私は、願ってもないチャンスと思っていたことを、丁重に断るまでに至っていた。 

 あれれれれ、、おかしい! 何故、私のような小娘に?? 

彼曰く、綺麗で知的でよくある女は見慣れたけれど、お前のような面白い奴はいない・・らしい。

 いやぁー、そう言われましても・・。 同棲中の身で、彼氏もいますんで・・。
次第に、脅迫紛いになっていく彼(社長)に、恐怖を感じていくようになっていった私。
 不安は的中・・・。
「今日は千葉のホテルに泊まるから一緒にレストランで食事しよう」
「今からすぐ出てくれないか、お前の上司には連絡しておく」

 困惑した私はまず自分の上司、それから派遣会社の営業に相談。
が、しかし・・。 彼(社長)は大手ゼネコンの社長。 まさか、、信じられない。
誰も本当だと信じてくれない。 彼は裏工作をして、平然を振る舞い続けた・・。
途方に暮れた私は、勇気を出して彼(社長)に告げた。 「もう連絡しないで下さい・・。」

 それからだった、悪夢のような日々が続いた・・。
鳴り止まぬ着信、メール、、休みの日には黒尽くめの高級車がアパート前に横付け。
恐怖と化した彼(社長)のアプローチは日々エスカレートしていった。

けれど、夜遅くまで働き、疲れきって寝ている彼には相談することも出来ずにいた。

 どうしよう、、怖いょ。。。 怖いょ。。  入社から半年余りで、ついに退職を決めた。
それを噂で聞いた彼は、私に愛人契約を求めた。 金はやる!俺の女になれ! と・・。
 ぉおーっと、キタキタキタ・・・。 ついに、この日が来てしまった。 
「無理です、だって私はあなたにふさわしくない、ただの小娘ですから・・」
迷惑そうに断る私に初めて見せた凶変した彼(社長)。 「言うこと聞けないのか?」

 それまで欲しいものは何もかも手に入れてきたと言う彼(社長)。 確かに・・。
けれど、断られた経験など一度もないがゆえに、苛立ちがピークに達したのだろう。
愛人や店のママのところにお前を連れていく、そして、全てを捨てると言い出した。
 何を言っているのか、、何故、私なんだ・・。 私は恐怖でしか覚えていない。

当時はまだストーカーという言葉は聞きなれない言葉だったが、明らかにその行為。

 私は、彼に友達の家にしばらく泊まるね・・そう言って、友人宅に身を隠した。
鳴り止まない携帯の電源を切り、マンションの一角で1週間ほど過ごした。

久々に電源を入れた私の携帯に早速、彼(社長)から電話が!

 これを最後にしよう、、そう決めて、会うことにした。
彼(社長)はやけに穏やかだった。 「怖がらせて悪かったなぁ・・」
そして、友人に連れ添いを頼み、行きつけのフレンチレストランで食事をした。
 言おう言おうとする言葉が喉から出てこないまま食事が終わった。
彼(社長)の宿泊するホテル前で、私は立ち止まってゆっくり深呼吸した、、途端・・。

 「これで、帰ってくれないか。2人きりにさせてくれ」 と 友人に札束を見せつけた。
「何をするつもりですか。彼女を返して下さい!」 固まった私の隣で彼女は言った。
「こんなフザケタ真似しないで下さい。いい大人なんですから!」

 その言葉が彼に火をつけた。
「お前、誰にモノを言ってるのか分かってんのか!消すことくらい簡単なんだぞ」 と。

 完全にイッチマッタ・・。 逃げろ・・・。 とっさに体が動いた。
彼女の手を引いて、すぐ側にあったタクシーに乗り込み、とにかく遠くへ・・と 伝えた。

 殺される・・・ 恐怖でいっぱいだった。

 タクシーに乗ってる間も鳴り止まぬ着信音、、
「○○○号室で待ってるからな、さっきはごめんな」
「○○○号室で待ってるから・・ 待ってるからな・・」  留守電に残されたメッセージ。

 とりあえず、友人宅へと引き返し、作戦会議。
彼に正直に話そう、そう決めた。 そして、警察に相談しよう。

 数日間、私は外出せずに友人宅に避難したままだった。
1日目、2日目、3日目、、、 鳴り止まぬ携帯と留守電のメッセージ。
私は音がするたび、体を震わせていた。 電源を切ること自体が怖かった。

 すると、、、
わずか一週間ほどで、パッタリと彼(社長)からの連絡は途切れた。
ホッと安心した気持ちと、今度こそ殺されるかもしれないという恐怖で板ばさみ状態。

何故、突然連絡が途絶えたのか・・。

 その後、彼から二度と連絡がくることはなかった。 黒尽くめの高級車の姿もない。
悪夢のような体験だった。 今でも 何故私に? という疑問が心に残ったままだ。

今でも某建設会社は健在している・・。  そして、私も今こうして生きている・・。



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これまでの道・・/心の棚卸
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thema:生き方 - genre:ライフ


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