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ふぅたmama
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これまでの道・・。 no.21
ドンと別れた私は、久々の自由を手にした。 何の責任もない自由・・。
しかし、ドンを心配する癖が抜けぬままの私は、どこか空虚な気持ちを感じてもいた。

けれど、、「もう男を育てるような、耐える女は辞めよう」 そう自分なりに決意した。
そして、もし、次に付き合うならば 私が私らしく思うように無邪気でいられる人がいい・・。

そんな折、またまた出遭ってしまった。 ドンを遥かに上回る最強のドンに!笑


 最強のドンとの出逢いも夜の店だった。
だからと言って指名をしてくれような常連客でもなければ、飲んべぇでもなかった。
たまたま、店NO.1の女が、「同級生が来るから一緒に席ついてょー、面白いからさー」
そう言って、私が同席することになったのがきっかけだった。
 ・・・この女の友人なんて、一体どんな奴なんだろう? とんでもない奴??

 しかし、そこに現れたのは ぶっさいく極まりないジャージ姿のデカイ男だった。
「なんだょ、、どうしたの? 超ーぶさいくじゃん!大丈夫?」 これが初対面の私の言葉。
特別、恋をしたいとかそんな気持ちまるっきりなかった私は好きなことを言いたいだけ言った。

 そのドンときたら、ぶっさいくのくせにやたらと態度がデカイ! 
若造を何人も引き連れ、「お前ら好きなだけ飲めよ、、金なんかいくらでもある」とか何とか。
「マジかよ、、こいつ。マジうざいんですけど・・。」  ----- ドンに対する第一印象。

 けれど、私のめちゃくちゃなケナシを物ともせずに 「お前面白れぇなぁー」 と 返す。
こっちだって負けてられない。 有頂天なこのブサイクを叩きのめしてやる!といった具合。

 「ぶさいく」 「お前」 と言った、なんとも妙な会話が続いた。
「殺されますよ、この人こう見えても凄いんですから・・」 若造たちが私の顔色を覗き込む。
 しかし、私は 「はぃはぃ、分かりました。別に!」 と 何とも思わなかった。

ドンと付き合うようになったのは数ヶ月が経ってから。

 私は、度胸の据わったおっきな男を捜していた。そんな矢先・・、ドンから花火に誘われた。
「お前みたいなブサイクと花見を見るつもりはない」 と 断ると、なんとこう言い返してきた。
「馬鹿だなぁ、俺様みたいな男と花火を見れるなんてお前はラッキーだぞ!」

ハッキリ思い出せないが、そんなやり取りをしながら結局花火のお供をすることになった。

 どう見ても車が通れない極細道を、こっちの方が近道だ!と言って強引に車を走らせた。
サイドミラーがぐでんぐでんに折れ曲がるゎ、ドアはべこべこ・・・。 大丈夫ぅ?心が思った。
「馬鹿野郎、お前花火好きなんだろー、だったらこれくらい何てことねぇょ」 マジかょ?!

今までの人生で数知れず男性を見てきたが、ここまで強引でやんちゃな男はいなかった。

 子供のようにわがままでいられる、でっかい器の男・・・ を探していた私はピンときた。
こいつ、、、なかなかやるじゃんか! しかし、こんなブサイクと付き合うつもりは更々なかった。

 けれど、奴の猛プッシュに負け、交際を始めた私・・。
いや、本音を言えば、初めてわがままに居られる相手を見つけたのだと感じていたのかも。

 奴は、なかなかのやり手だった。 
若いくせに小規模ながら建設会社を経営し、雀荘、飲み屋、金貸し・・etc 裏の顔も持つ。

 あまり深入りしたくない気持ちが心に根付いていた私は、わがまま女を演じた。
これ食べたい! これ買って! ここ連れてって! などなど一度は言って見たかったことを。
その度、「お前よー、ふざけんなよ。お前みたいなわがまま女は罰が当たるぞ!」
そう言われることが新鮮で、気持ちよかった。 やっと辿り着いた、この位置に・・と。

しかし、器のデカイ男というのは、縄張りも広く、行動も派手だった。

 奴との交際で知り合った人たちは、皆、大御所ばかりの顔ぶれだった。
夜の世界のドンと言われるママたち、、社長面々、裏の世界の人間等々・・がズラリ。
その度、何故?こいつがこのメンバーに? しかも1人だけジャージ?? 疑問だらけ。
けれど、「俺の女ッス!」と紹介されていくうちに、私もいつしかそこに同化していった・・。
 そして、それが当たり前になっていく日々、、 何の疑いもしなかった私。

交際から数ヶ月、奴の部屋から妙なモノを発見。 

 別の女との写真・・ 日付は最近、場所は沖縄。 あれ?あの日は確か・・?!
ある程度の覚悟を持って、こうなることくらい想定内だったが、悔しさでいっぱいな私だった。
「誰?この女?」問い詰める私に彼は言った、昔の彼女だと。。 嘘だろーが・・。
 男という生き物は何故、確信に触れるととぼけて話をごまかすのだろう・・。
まぁ、それから やんやんゴタゴタありすぎて具体的に覚えてないが、結局、彼女だった。

 結婚を約束していた彼女、、その前に沖縄にダイビングの資格を取りに行くという期間に
私と出逢ってしまったというわけ。 ようは、私は二股をかけれれてたってところ。 ははは・・。
「てめぇーよくも裏切ってくれたな、別れる!」 「別れるょ、あっちとは・・」と奴。
「結婚を約束した彼女が知ったら悲しむでしょ、だいたい知ってたら付き合わなかったょ・・」
 こんな時にも、自分よりも見たこともない彼女を想って自己嫌悪・・ 私って奴は・・。

けれど、本音を言えば、悔しさと憎しみの間に別れたくない気持ちがあったのは紛れもない事実。
今の女は私でしょ? 今にも泣きそうな気持ちに蓋をして、理解ある強い女のふりをした。

まー、よくある二股における騒動のやりとりがあった末の末、結局、私を選んだ彼。

 しかし、奴の質の悪さは二人の女にこれだけの悲痛を与えてもまだ収まらなかった。
その後、何人もの都合のいい女を抱え、一晩で何十万もの金を使い、闇の世界とコンタクト・・。
「別れよう」何度も心に誓った私。 けれど、平然と「お前怒ってんのぉー?」と部屋にくる。
「ってゆうかさ、お前ケツがでかいんだから、ドーーンと構えてろよ。」 だってさ。笑

ここまでくると、私もこいつを利用してやろう・・ 好きな気持ちに復讐心が加わった。

 それが、「悔しさ貯金」 と 名づけた私なりの小さな復讐法。
奴といる間は一銭もお金を出さない、言いたいことやりたいことを好きなだけ言ってやる!

 それからというもの、奴の周りにいる人とのコミュに重視し、顔を広げた私。
知り合いのママの元で働きながら、系列店の居酒屋のランチもお手伝い、なんでもした。
 全て働いた分のお金を貯金とし、決まっていつも 「金ないなぁー」と奴に言う。
「お前の一万円札はつちのこだなぁ・・」 なぁんて言われてもへちゃらだった私。
私の親にさえも 「こいつが金持ってるところ見たことないっすょ・・笑」 なぁんて会話も。

 そんな奴とのやりとりを通して得た新しい世界が、自然と不思議と楽しかった。
夜の街を歩けば「おはようがざいます」と誰からか、声をかけられるそんな心地良さも味わった。

 今思えば、私もそのころは「怖いものなし」だった、完全に麻痺した勘違い女だったのだ。
彼との生活で、大切な何かを履き違えてしまったかのようで、神様に申し訳ない気持ちだった。
高級車を乗り回し、奴の変わりに集金、人に金を貸すようなことまでしていた。

 けれど、田舎育ちの私はいつまでもそんなことに耐えられなかった。
汗水垂らして働く両親の姿、祖父母を思い出しては、自分を責め続けていた日々。

 そんな生活に終止符が打たれたのは、大御所のママの一言だった。
「新しい店を出すことにしたから任せたいんだけど・・。」 ぇぇえーー?? マジィ?
嬉しさと、純粋にどうしよう困った・・という気持ちの狭間で揺れていた私。
 「2週間後に返事ちょうだい!」 そう言って去ったママ。 2週間・・・?!

奴に相談すると、「お前なら大丈夫。やれよ、けつ持ってやっからょ!」 と いった具合。

 確かに、夜の世界は厳しくもあるが、ある程度を経験するとそこにやりがいを感じ、
人と人がつながっていると実感させられるような不思議な充実感があった。
 お酒がもともとそんなに得意でない私は、酔った勢いでどうこうすることもなかったし、
常に冷静な観点で人と話し、聞き、歌った。 でも、時としてそれがとても辛かった。
気持ちよく好きなお酒を飲むのは、友人たちとだけだった。あとは仕事と割り切って。

 そんな夜の世界に対する自分の辛さと責任が、一気に私にドサッとのせられた。
と同時に、、このままでいいのか?!私は! 向上するために出直したんじゃないのか??
何度も何度も何度も、、自問自答し、そして、最後の勝負に出た。

 この2週間で、もし、本当にやりたかった住宅に関する仕事の面接にこぎ着け、
未経験の私を採用してくれる会社があったら、話を断ろう! そして、ダメだったら・・・。

心に誓ったあの日を、私は忘れやしない。

 この話を断るということは、、 
信頼と期待を胸に、任せたい!そう言ってくれたママの言葉が重ーく圧し掛かった。
千葉の夜の世界に出禁となる覚悟をも持って、私は気持ちを素直にママたちに告げた。

 もちろん、快く思う人は誰一人いなかったし、非難をも浴びた。
「けれど、もし、会社に入れたら二度とこの道には戻ってこないようにね・・。」
そう言葉の裏に隠された応援を私はしっかり受け取り、必死で募集広告を探した・・・。
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ふぅたmama
これまでの道・・/心の棚卸
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thema:生き方 - genre:ライフ


comment
ありがとうございます。
つい、、見に来ちゃった・・。
そんな気持ちで構いません。

私が経験した過去と同じように、今を苦しむ誰かの勇気となれば・・
そぅ、この一瞬でも、、誰かのために・・。
そんな見えない誰かへの気持ちと、自己分析である
心の整理のためにつらつら描いているblogなので。笑

また、覗いて下さい。
2008/04/07 00:25 | | edit posted by ふうたmama
こんにちわ^□^またみにきちゃいました。
思わずコメントしちゃいます♪
また見に来ますんで更新がんばってください。
2008/04/06 23:52 | | edit posted by 銀狼
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