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ふぅたmama
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これまでの道・・。 no.26
 そぅ、悲劇の幕開けは静かに始まっていった・・・。
 かつてない程の、「 この世の生き地獄 」 を 私は経験することになったのだった。


それまでの私の恋愛は、好奇心に興味が加わった直感的な云わば衝動的な恋愛が多かった。
それゆえ、予期した通りの苦労を味わった。 やっぱりなぁ、、と思うような惨事ばかり。

けれど、今回こそ違う! そう思わずにはいられなかった。
自他共に認める「誠実さ、優しい人柄」。 いや、私より他人の評価の方が数段上回っていた。

 新店舗も、開店直前の数秒前まで作業を続け、連日の徹夜の甲斐もあって無事OPEN!
身体の悲痛は隠せなかった、、 けれど、やり遂げた達成感でいっぱいだったあの日・・。
もちろん残業手当もなければ、休日出勤手当てもない。ただただ、その達成感を目指していた。

 やっと彼とのデートらしいデートをすることができるようになったのも、この頃から・・。
それまでのブサイクとの夜の縄張りを行き来するような行動を変えるべく、映画に、夜景デート、
何気ない散歩まで、久々にデートらしいことを経験した私はまるで少女のようだったハズ・・。笑

そんな矢先、彼の所属する千葉店の店長(私を目の上のたんこぶと称した人)が退職。
新たな店長率いる、千葉店が私のいる倉庫型SHOPの2Fにやってくるというのだ。

マジぃ、、これって本当の職場恋愛じゃんかー、ドキドキハラハラ・・ 恥ずかしい気持ちでいっぱい。
けれど、彼を手にした私の心の中には、ちょっとした優越感もあったことを認めざる得ない事実。
無事に引越しを終えた千葉店軍団。 そして、そこにはもちろん彼の姿も・・。
内階段となった作りがゆえ、否が応でも顔を合わせるのだ。 ・・恥ずかしさと嬉しさ。
とりあえず、彼の仲のよい1~2人にだけ耳打ちして、こっそりとした職場恋愛の開始。

 彼も赴任ということで、会社近くにアパートを借りて1人暮らしをしていた。
お互いが、いつも深夜0時を過ぎるような過労に過労を重ねていたため、いつからか私は
彼の部屋に同棲するような形になり、自分の家は荷物置き場と化していった。

冷蔵庫には、アルカリイオン水とビールに缶詰のつまみ、一度も使っていない炊飯器、、
立て掛けたサーフィンボード、、男の1人暮らしを絵に描いたような雑然とした部屋だった。

 もともと料理をすることが大好きな私は、包丁にまな板、その他道具を購入。
調味料と言えば、塩くらいしか無かったような彼の食生活を心配し、時間を割いて料理・・。
夜中に帰宅する私。けれど、それ以上に帰宅の遅い彼を想い、愛情込めて握ったおにぎり・・。
私達の交際を知る仲間数人が集まって、私の料理を囲んで飲み明かす休日前夜・・。 

決まって言われるセリフはこうだ!
「ほんっと、お前にはもったいないょ・・ こんな真面目で優しい人いないょ」 私への非難。
続いて、、
「なんで、○○を選んだんですか?どこが好きなんですかーぁ?」 彼への抗議。

顔を赤らめながら、そーっと私を見つめる、あの優しい眼差しがたまらなかった。


 しかし、ある日事態は起きた。
GW前の4月後半、あれは忘れたくても忘れられない・・・ そう、あの心臓の高鳴りを忘れない。

彼からの突然の告白。
 「実は、、、俺、彼女がいるんだ・・。」   ハァーーーーーーーーー?!
 「ずっと言おうと思ってたんだけど、言えなくて・・。ごめんね。」

おぃおぃ、ちょっと待ってょ。 彼女って・・・?
ほぼ彼の家に住み着いていた私、女っ気ゼロのこの部屋。 
女と会うような時間がないことくらい、同じ職業で職場も一緒の私は把握していた。

続けて彼は物静かに言った。
 「○○と付き合うようになってから、きちんと別れたいって思って・・。
  ま、付き合ってるというか遠距離でしばらく会ってないし、いないようなもんなんだけど・・」

 「で、どこの誰?」 落ち着いた理解ある女のふりをして精一杯平然を装った。

 「福島に旦那さんの転勤で引っ越しちゃったんだ、、年上の人(女)だよ」 優しく言った。

マジィーーーーーーーーー?! 不倫ーーー!! あり得ねぇぇぇーーーー!!

相手は子持ちの女、しかも、元クライアントのお客様。
そぅ、彼はリフォーム工事中に、客の人妻に手を出したのだった。 交際暦は5年だという。

音を立てて崩れていった、、「誠実で、優しくて、、、」 頭の中がぐるぐるぐるぐる・・。

ポカン・・・; と言葉を失った私に、続けて彼はこう言った。
 「GWに彼女が会いたいって連絡があって、、 その時にきっちり別れるつもりなんだ」
 「○○の存在のことはもう伝えてある。 ○○を大切にしたいから会って話がしたい」

私の存在を知った彼女は、号泣し別れたくないと毎日連絡してきているらしい・・。

彼は携帯を2つ持っていた。仕事柄、プライベート携帯がお客様専用となることも多々。
仕事用、プライベート用。 それに何も違和感を感じなかった。
けれど、実はプライベート用を使っている姿を見たことがなかった・・。

そぅ、この携帯が彼女専用回線だったのだ。

別れたくない・・とか、あんた人様の妻だろ、、 私の怒りの矛先は彼女に向いていた。
きっと彼は、いい人ゆえに別れたくても別れられない状況に苦しんでいるんだ・・。
正直に話してくれた彼の言葉に、私はGWを彼と彼女の時間として譲ることにした。

交際して初めての連休。 やりたいこと、行きたいとこ・・ 沢山沢山あった。

本当は、、とってもやきもち焼きな私・・・。 大丈夫だろうか? 嫉妬で胸が張り裂けそぅ・・。
それでも、必死で必死で我慢して、声を聴きたい、状況を知りたい、自分の気持ちに耐えた。

彼から言われた言葉を信じて・・。

 「大丈夫、○○を裏切るようなことは絶対にしないから。 愛してるよ・・。」
愛の詰まったCDを手渡され、狂ったように聞き、ソワソワする自分の身体、心。

今でも、あの時の、彼を彼女に預けた苦悩の数日間の言葉にならない気持ちを覚えている。
唯一、彼と私が親しかった仲間に泣きながら事を告げ、状況を説明した。
 「まさか、、嘘だろ・・。 彼そんな人だったなんて、、」
 「でもさ、彼は真面目だから真実をお前に伝えてくれたんだょ。信じて待てよ、大丈夫!」

仲間のその言葉と、自分の彼を信じたい気持ちを胸に、耐え抜いたGW。
「全力猛疾走」の生活をしてきた私にとって、GWは唯一の癒しの休日となるはずだった。

その間、一度だけ彼からメールがきた。。
 「愛している、○○・・」 
その後、電源は切られたまま、彼の部屋はシャッターで締められたままだった。

 ---- 彼はどんな人? ----  信じられない状況に困惑する私。


ついに、GWが終わった。

彼は連絡もないまま、平然と出勤してきた。
私は、眠れぬ夜をずっと過ごし、涙で膨れ上がった目蓋を眼鏡で隠して出勤。

聞きたいことは山程あった、、
 「どうなったの? 何を話したの? 彼女とは別れられた??」 疑問ばかりが脳裏をよぎる。

けれど、ちょうどその時期、彼と私は同じ物件を抱えていた。 というわけで、
日中は営業とICという形で何もなかったようにお客様との打ち合わせ、彼も私も平然と仕事。
隣に座っている彼が遠く遠く感じられたのが、その後の答えだったのだろうか・・。

その晩、彼から話がしたい。 そう連絡が入った。
すぐに会って話をしたかった私、、深夜のコンビにの駐車場が涙で濡れた。

彼は無言だった・・。
無言には理由があるはず、、 けれど、私は辛くて悲しくて仕方なかった気持ちに我慢できず、
彼に抱きついて、ワンワン子供のように泣いた。

落ち着いた私を待って、彼はこう告げた・・。
 「○○、心配させてごめんね。 もう心配いらないから・・」 私は更に泣いた、泣いて泣いた。


しかし、その言葉は嘘だった・・。

嘘どころか、私を裏切り、あざ笑うかのように過ごしたGWの真実が明らかとなるのであった。
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これまでの道・・/心の棚卸
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thema:生き方 - genre:ライフ


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