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ふぅたmama
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これまでの道・・。 no.30
そぅ、このプロジェクトこそが、私の集大成であり、今の私の“家づくり”の基盤となるのである。

 それは、くそ暑い 7月の終わりのことだった・・。
 いつものように前触れ無く社長からの連絡。
 「あのさー、2Fの千葉店の事務所の隣に、モデルルーム作ることにしたから・・」

 はぁーぁ?  決まっていつも突然の報告&命令。

 2Fといっても、そこはただの倉庫の2F・・ しかも限りなく使い勝手の悪い長方形・・
 「えーー? 2Fに? モデルルームですかぁぁー?」 と 驚く私に社長は言った。
 「面白いだろ、、倉庫の中に100%自然素材だけで作る空間をお前に任せたいんだ!」

興奮で胸が高鳴った・・。
同時に私にそんなモノ作れるのか?  ----- 自分自身への挑戦だった。

けれど、暗闇の中に一筋の光が見えた・・ そんな感じだった。

不安と迷いでいっぱいだったが、私は 「是非、やらせて下さい!」 そう返事をした。
私の目は久々に輝きを取り戻した。 これはチャンスだ!逃がすわけにはいかない!

それからだ、、、
 寝ているのか起きているのか、現実なのか錯覚なのか・・
 頭の中が、ぐるぐるぐるぐる・・  まだ見ぬ、モデルルームのことで頭が破裂しそうだった日々。
 どんなライフスタイルの設定? 限りあるこの空間にどんな間取り? 
その各部屋の持つ意味は? 床は? 壁は? 細部に至るまでのデザイン設計の始まり。

ただ1つ、社長からのこれだけは外せない要望があった。 それはキッチンを中心とした間取り。
料理の得意な社長が腕を振るい、皆に食べさせる・・ それを見据えた要望だった。

 とはいうものの、何枚も描けば描くほどにダメだし・・
「こうじゃねぇんだな・・」 「これじゃ××だろ。」 「お前まともに考えてんのかよ!」
もともと、かなりの暴言をガツガツ発言する社長との打ち合わせは悔し涙ばかりだった。

 平面図を描けば、同時に私の頭には3Dとして立ち上がった仕上がりの空間が浮かぶ・・。
ダメだしをされるということは、ドミノ倒しのように全てが1から全てやり直し・・。

あんなに集中して頭を使ったのはどれくらいぶりだっただろうか。 脳からのSOSの日々。

プライベートでの彼からの言葉の暴力に、社長からの厳しい厳しい指示・命令・要望・・etc
悲しい涙に、苦しい涙、悔しい涙・・ どうして人は涙で痩せていかないのかと思った程ょ。(笑)

でも、一筋の光を信じた私。

 ついに8月中旬、これだ!というプランの完成。 社長は?という顔。
?を解消させるため、全ての部屋1部屋ずつのイメージパース・デザイン詳細を全て描くこと。
しかも、あさってまでにやれよ!  無茶なぁー、、死んでしまうよ、、心から悲痛の叫び。
 けれど、?が伝わらねば仕上げた意味がない。 社長がクライアントとなった。
一睡もせず2日で描き上げたイメージパースは50枚を超えていた。

右手はえんぴつの上を擦った跡で真っ黒だった・・。
 「出来ましたーー!」 下書きのようなえんぴつイメージスケッチを確認する社長・・。
ドキドキ・・
 「よし、これでいこう!」 ついにokが出たのだ。

 そうと決まれば、正式な図面作成をするため、更に詳細を事細かに決めていく。
しかし、、素材は? まだまだ店舗には無いものだらけだった私のデザイン図。
 すると、社長から告げられたのがこうだ。
「これから買い付けに行く! 2週間後、中国に一緒に行くからな」
 ぉおーーっと、待ってください・・。 またまた急なぁ・・ そんな感じ(笑)

というわけで、私は過酷な買い付けへ同行させられたのだった。

 モデルルーム完成まで残り1ヵ月半、、、 細部の図面は現場と同時進行で進んでいた。
そのため、私がいなくなるということは誰も分からない工事現場となってしまうのだ・・。
不安が頭から離れない・・。 
 「まったく面倒くさいモノにしやがってよ、、職人の立場にもなってみろ」
そう非難を浴びていた私。 けれど、マニュアル仕立ての空間だけは作りたくなかった。
 「お願いします。帰ってきたら必死で手伝うんで・・。その間宜しくお願いします!」
頭を下げて、中国へと旅立った私と社長。

社長との買い付けを快く思っていなかった彼は、言葉ではなく目で私に気持ちを伝えた。

 出来ることなら行きたくない、、中国の買い付けの内容を事前に聞いていた私には、
1分たりとも自由がない、無謀なスケジュールに絶えられる自信が無かった。
けれど、行かずにはプロジェクトは仕上がらない、私のイメージを買い付けねば・・。
 行きの飛行機の中で、何度も何度もため息をついていた私・・。 はぁー、はぁー
それは仕事のことだけでなく、彼とのことも含め、全てにおいて心身ともに過労の極限状態。

そして、ついに中国に入国・・。
そこで待っていたのは、予想を遥かに超える5日間だった。
 --- 略 ---
結果として申し上げますと、そぅ、5泊6日で4kg弱体重が堕ち、衰弱し戻ってまいりました・・。
手荷物いっぱいに、船便で間に合わないガラスブロックなどの材料を抱えて日本帰国。

まー、人生に一度、経験させていただいた貴重な体験と言えばかなりの誇張だろう。

しかし、この想像を絶する中国買い付けで学んだこと・・
それは、意外なところで発揮したのであった。               続く
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ふぅたmama
これまでの道・・/心の棚卸
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thema:生き方 - genre:ライフ


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